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映画になった「にごりえ」

  • 執筆者の写真: 夢ホール市民協議会夢つくりあなん
    夢ホール市民協議会夢つくりあなん
  • 4月17日
  • 読了時間: 2分

樋口一葉作「にごりえ」は昭和28年(1953年)に映画になっているようです。

一葉の作で「十三夜」「大つごもり」と「にごりえ」がオムニバスとして一本の映画となったもの。第27回キネマ旬報・ベストテンで第1位を獲得。


主人公のお力を淡島千景

結城を山村聡

源之助は宮口精二


淡島千景さんは知っています、粋で知的な というイメージにぴったりですね。


どの小説も読み増した。どれも短く、さっと読めます。まだの方は是非どうぞ。どれも女性が思いをぐっと一人で飲み込んでしまう悲しさ。その飲み込んだ思いの大きくて深いことに驚かされます。


4月26日の朗読は、住友美代子さん。初めての出会いは「藍師の家」の朗読会でした。

こちらきりっとした女性の物語。

その後、当会が制作したミヒャエル・エンデの「満月の夜の伝説」の朗読をお願いしたのでした。



住友さんはホワイエコンサートに10年ぶり2度目の登場です。前回はチェロとの共演で、宮沢賢治作「セロ弾きのゴーシュ」でした。今回も年齢を問わず楽しめる賢治の作品をという提案もありました。


2015年実施のホワイエコンサート
2015年実施のホワイエコンサート


住友さんの朗読のすばらしさは、女性の哀しさ、強さの表現にあると思っていました。是非に女性を描く作品を読んでもらいたいと考えていました。

そこで、この作品です。


小説の解説には、主人公のお力を銘酒屋の酌婦と紹介されていますが、一部には私娼と呼び名もありました。これを土曜の午後の・・ホワイエコンサートにどうなんでしょう。と悩みもありつつ、文学としてのすばらしさを堪能いただきたいと思いました。

ホワイエコンサートは、普段触れることの少ないジャンルのものに気軽に出会ってもらおうという意図もあります。


住友さんの朗読の中でも、特に評価の高い「にごりえ」。この機にどうぞ出会ってみてください。



チケットは500円(当日800円) ペアは800円(前売りのみ)

ただいま販売中です。


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